日本海イナダ釣り |
先日、友人に誘われて、日本海は新潟方面へサーフのイナダ釣りに行ってきた。 片道5時間以上、日帰り釣行には少々きつい距離ではあったが、以前より興味があった釣りであったため、この誘いにのることにした。 久しぶりのサーフでの釣り、年間何度もしているわけでもなく、恵まれた釣果を経験したことがあるわけではないのだが、この釣りには限りない可能性と魅力を感じている。 怒涛のように寄せては返す波頭に向かって果敢に挑むこの釣りはなんとも"男らしい"。 いかにもチャレンジしていると言う気分に浸れるのである。 そして何より、O-REXの新作『シー・クルセイダー』の効果を試すのにも、またとないチャンスである。 元来、寝ずの釣行と言うのは好きではないのだが、久しぶりに"うきうき"した気分である。 途中、長野県にあるフライショップ『ビーチフォレスト』の稲田さんと落ち合い、現地を案内してもらった。 稲田さんは、毎年この時期には日本海のビーチでイナダ釣りをしてこられており、釣果も上げられている。 薄暗いなか現地に到着、仕度をし浜へ繰り出すとすでに数人のルアーマンが釣りをしていた。 急速に明るくなる中、ボイルはないかと探す。 しばらくして沖合いでボイルを発見。しばらく眺めていると、波打ち際で1羽の鳥が水面に突っ込んでいる。これはもしかして?とそちらへ近づいていくと、ボイルが射程距離内で起こりだした。 そうなると、もう皆冷静ではいられない。「あっちへ行った、こっちに向かった」と大慌て。 キャストが乱れがちになりながらも何とかそのボイルに投げ入れようと皆必死である。 気が付くとフライは"ボロボロ"。久しぶりに味わう感覚である。 結局そこでは何も釣り上げることはできず、近くにいたルアーマンが1~2本ほど釣ったのみ。 ソーダ鰹の群れだった。 その後しばらく釣りを続けたが、芳しくないので、少し場所移動をすることにした。 そこでも目立ったボイルは見られなかったのだが、とりあえず釣りをすることにした。 何事も起こらないまま、半ば惰性で釣りを続けていると、私の後ろで声が・・・・ 振り返ると、同行のMくんのロッドが曲がっている。 まさか!?と思って見ていると、なんと・・・ こんな結果に・・・。 その後M君はもう1本追加、その後も何度かバラしている。 私を含め、その他には一切何も無い。当然「どうして?」と疑問が頭をもたげてくる。 根掘り葉掘り聞き出し、それを元に試行錯誤すること暫し・・・ 程なくしてこの釣りに誘った張本人、S君が魚を掛けた。 「・・・・うそー!!」と思っていると上がってきた魚が妙に小さい。 河豚であった。皆で大笑いしながら釣りを続けるが、私にはその河豚のあたりすらない。 少々あせりを感じていた。 その後ほど無くして私にも待望のアタリが・・・ おかげさまで何とか・・・ イナダと言うにも少々小さいかもしれないが何とか・・・ 昼を少し回ったころ、おなかもすいてきたことだし、釣りを切り上げ、食事をすることにした。 稲田さんに蟹を食べに行こうと誘われ、そうすることに・・・・ わけも分からないまま後についていくと、突いた先は『道の駅』。 そこには地元の漁師さんたちがお店を出しており、そのうちの一軒で蟹を買い、それを持って海辺で食べるのであった。 私たちが買ったのは1ぱいなんと¥500。それを人数分4はい買った。 この日は天気も良く、海辺で食べるには絶好の日和。 ここには魚屋さんも出ており、ちょっと物色。 今回釣れたのは小型のものばかりだったが、45センチくらいのものまでは釣れるとのこと。 今度はそのサイズを狙いにまた来たいものだ。 何より、この釣りは、あの波と戯れる感じがなんともいえず楽しい。 |
by hiroshi_okada1
| 2007-10-27 00:58
| 釣行記
|
<< 11月、12月のスクール | JCAアングラーズクラス・マス... >> |